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2018年6月18日早朝

  大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。 吹田市内の交通機関では阪急千里線の南千里駅でホームが一部損傷、 大阪モノレールは設備が上空にあるために復旧まで時間を要し、 全線での運転再開は5日後になるほどの被害がありました。     また、阪急京都本線の茨木市駅のホームの電光掲示板が落下、 南茨木駅では大阪方面のホームにあるエレベーターが損傷して、 約半年近く利用できないという事態も…  

地震発生直後の大阪モノレール

     

2019年6月18日午後10時22分

    山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生しました。 奇しくも大阪北部地震からちょうど1年後ですが、 テレビから流れる地震速報が当たり前に見慣れたものになってきて、 なんとなく感覚が麻痺しそうな今日この頃です。     防災の意識はもちろん大切。 どんなに防災グッズを取り揃えていても、 倒壊した家屋の下敷きになったらひとたまりもありませんが、   だからこそ、そうならないよう常に対策を心がけ、 人や地域とのつながりも大切にしなきゃいけないと痛感させられます。    
日本列島は火薬庫の上にあるようなもの。 島村英紀・武蔵野学院大学特任教授(地球物理学者)
  いつ、どこにいても、 大規模な震災に見舞われるかなんて誰にも分からない。 南海トラフだっていつ現実になるか…   備えあれば憂いなし 何度でも何度でも意識しなきゃいけないですね。    

大きなミス

  車椅子で生活する僕にとっては自然災害や事故等々で、 交通機関に多大な影響が出るのがツライところで、 電車内で閉じ込められたりしたら身動きできなくて大変だし、 駅によってはエレベーターの使用もできなくなるので、 その一瞬で移動する手段を欠く僕たちは立ち往きいかなくなります。   もちろん、有事の際は障害の有無に関係なく、 誰にとっても否応なく困難な状況に追い込まれてしまうけど、 日本はまだまだバリアフリーやユニバーサルデザインが遅れていて、 より重度な障害者ほど日常的に移動困難な環境にあると感じます。     先月末に大阪で開催された主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で、 安倍首相は大阪城の復元について、   「エレベーターを設置したのは大きなミス」 と夕食の挨拶で述べられたとか。  

「大きなミス」発言

     
【夕食挨拶(全文)】 大阪のシンボルである大阪城は、最初に16世紀に築城されました。石垣全体や車列が通った大手門は17世紀はじめのものです。150年前の明治維新の混乱で、大阪城の大半は焼失しましたが、天守閣は今から約90年前に、16世紀のものが忠実に復元されました。しかし、1つだけ、大きなミスを犯してしまいました。エレベーターまでつけてしまいました」
    いやー、国のトップたる者の発言とは思えないし、思いたくもない。 忠実に復元したのに(その時代にはなかった)エレベーターまでつけちゃった …なんてジョークのつもりらしいけど、笑えませんから!残念っ!     まさか安倍首相が障害者差別解消法を知らないわけがないですよね。 障害者権利条約だってまさにこれから「共生社会」に向かっていくわけやん。 全世界に向けて「差別的な扱いをしません」って宣言したばかりやん。     条約は国が守るもの。 法律は誰のためのもの? 僕たちが安心して暮らせるためのものじゃないの?     バリアフリーも関連法律や条例によってバリアフリー化が求められるわけで、 東京オリンピック・パラリンピックが間近に迫ってるというのに、 あまりに拙い、配慮に欠ける発言です。   タガタメ戦って障害者権利条約の批准までこぎつけたのか? 誰も守らないんなら法律なんてそもそも必要なん?    

名古屋城の木造復元

  名古屋城の復元も最初から「エレベーターは設置しない」という方針。 誰もが施設及びサービスを利用する機会を有することを確保するための適当な措置をとることが求められるのに、 時代に逆行する発想です。   何から何まで「バリアフリーにして」なんて望んでるわけではなく、 歴史と近代建築の折り合いをつける適当な措置をみんなで考えればいいんじゃないかな。   名古屋城木造天守エレベーター設置を実現する実行委員会

(画像は名古屋城木造天守エレベーター設置を実現する実行委員会より)

  サミット

(画像は外務省の特設サイトより引用)

 

NEWS TOPICS | 2019年7月4日