自立生活センター・FREE

障がい者の選択肢を増やすヘルパーの仕事


いっしょに働きませんか?

「『障がい者の介護って大変でしょ?』ってよく言われます。でも僕はそうは感じない。
きっとみんな『全部やらないといけない』と思ってるんじゃないでしょうか」そう語るのは、下 貴行(しも たかゆき)さん。
障がい者の自立支援や居宅介護支援などを行うNPO 法人自立生活センター・FREE のヘルパーです。

さらに下さんは続けます。 「障がい者にも意志があり、できることがあります。決定や行動はあくまで障がい者自身がすることで、 僕たちはサポートするだけ。なにもかもやってしまうと『自立』ではなくなります」 確かに「障がい者はなにもできない」と無意識に思ってしまいがちです。

「大変」よりも「楽しい」が勝る、ヘルパーの仕事とは? 肩の力の抜けた、会社に縛られないワークスタイル。

「全部先廻りしないようにしています。そのお手伝いがいま必要とは限らないので、どうしたいか聞くようにしています」 下さんから「移動しようか」とか「お茶を飲もうか」と声かけするのではなく、 利用者の「移動したい」「お茶を飲みたい」という要望にひとつひとつ応えていきます。



「僕も慣れるまで現場に同行してもらったり、わからないことは聞きまくっていました。
『なんでも聞いてね』という雰囲気がスタッフ間にはありますし、みんなちゃんと教えてくれますよ」

現在募集しているのは、下さんと同じヘルパーです。 利用者によって時間はまちまちですが、
8 時~10 時の間に利用者宅を訪問し、 身の回りのサポートを中心に、炊事や洗濯・清掃などを行います。
訪問は一日3・4 軒。終わる時間も利用者によって違いますが、だいたい19 時~20 時には終わるんだそう。

「訪問と訪問の間に空き時間が2、3 時間あったりすることがあります。 その時間は一旦自分の家に帰ってもいいし、事務所で休んでもいいし、自由です。 訪問軒数が詰まりすぎることはないですし、気持ちにゆとりをもって働けると思います」 利用者は、FREE がある吹田市内や北摂地域の人がほとんど。 「移動は電車やバス・バイクの方が楽ですが、自転車を使っているスタッフもいますよ」 と下さんはいいます。 毎朝決まった場所に出勤するのではなく、訪問先へ直行し、 さらに直帰できるワークスタイルも下さんには合っているようです。

「僕は同じ場所で黙々と仕事するのが苦手なんです。
ガラっと雰囲気が変わるほうがメリハリがきくし、
移動時間も気分転換になるのがいいんですよね」

「会社にがっちり縛られる」というような印象の薄い、のびやかな働き方。 休みの希望もほとんど通る上、夜勤もほとんどなく、 「自分のペースで働けている。本当にFREE なんです」と下さんは笑います。 確かに訪問先で見た下さんは、いい感じに肩の力を抜きながら仕事をしているように見えました。
そんな下さんは障がい者はもとより、 「大変そう」といわれる福祉業界に入るのは抵抗がなかったのでしょうか。

「高校生のときに友だちのお母さんがヘルパーをしていたり、祖母のところにヘルパーさんが来ていたりして、 福祉や介護は身近でした。みなさん楽しそうに仕事してて、やってみたいなぁって興味があったんです」

「最初は戸惑うこともあったけど、いまは大変より『楽しい』が勝りますね。

もちろん全部がそうではないけど、 それ以上に利用者さんが今までやりたくてもできなかったことができるようになると嬉しいし、一緒にできるのが楽しい。 食事やトイレにサポートが必要な方もいますが、普段の生活で自分たちがしている当たり前のことを手伝っているだけ、といった感覚で仕事していますね」

利用者さんが来てほしい時間に行かないといけないので、遅刻は厳禁。 「食事やお風呂の時間も淡々とするんじゃなくて、楽しくしようと心がける」というのが下さん流。

「楽しんでもらえると嬉しいですね!全然外出しなかった人が、毎週出かけられるようになったときもすごく嬉しかったです。
ヘルパーを利用してもらって、自分で生活のあらゆることを選択し出かけられるようになると、喜びを感じられる。それがこの仕事のいいところだと思います」

「自分で選択する」こと。 下さんは介護という仕事を通じて、障がいがあっても何事も「自分で選択する」ことの大切さを体現しているようでした。 下さんたちヘルパーは、障がいのある利用者の意志や決定を尊重し、できないことがあればサポートする。 そのことが、利用者の新しい経験や選択肢の数を広げることにつながっています。


「誰かの力を借りてでも、やりたいことをやってみたかった」。
ヘルパーは、障がい者の選択肢を増やしていくことができる仕事。

「自身も身体障がい者で、大人になるにつれ直面した大きな課題に向き合ってきました」
そう語るのは、Freeの設立メンバーの池田篤さんです。
「両親が高齢になって、介護が必要になったんですよね。そのとき、『このままいくと共倒れになる!』と思いまして…。
創立メンバーの中に私よりも重度の障がいがありながらも、ひとり暮らしをしているメンバーがいたので、私もひとり暮らしを考え始めたんです」
そして、「できるわけない」と止めるご両親を説得し、ひとり暮らしをスタートさせました。
そこで痛感したのは、ヘルパーがいるありがたみでした。
「小さい頃から両親が何でもやってくれていた。でも逆に、自分で自由に選択できてなかったんです。
やりたいことを言って、親が嫌な顔をするんじゃないかって…顔色をうかがってました。 でも誰かの力を借りてでも、やりたいことをやってみたかったんですよね。『この選択しかないよ』 『あなたにはこれしかできないんだよ』って言われていたことが、ヘルパーの力を借りることで実は違 った、という発見もありました」
ひとり暮らしをするようになると、自分で考え、選択し、提案できるようになり…その喜びはひとしおだったといいます。

「いろんな選択ができて、いろんなところに出かけられるから、ヘルパーの力って大きいなぁと実感します。
協力してくれる人がいることで様々なことを選択でき、生活って成り立っていくんだなぁ、と」


あなたもFreeで働いてみませんか?

「こんなふうにヘルパーの力を借りながら障がい者が自立をしてきた例はたくさんあります。 FREE はもっと多くの障がい者の選択肢を広げられるように支援していきたい。この想いは創立当初から強くあります」と、池田さん。ヘルパーがいかに重要な存在か語ってくれました。

福祉・介護が未経験でもぜひお問い合わせください!

「新しいスタッフを育てる上で大切にしていることがある」と池田さんはいいます。
「『やってあげてるという感覚じゃなくて、障がい者と対等に仕事をしてね』と話をしています。
私たち障がい者はどうしても差別もされるし、特別扱いもしてもらえる。
でも、『障がい者もふつうなんだよ』と声をあげていきたい。だからその声をスタッフにも伝えています」
障がいのある子をもつ親御さんは、「障がいがある人が自立なんてできるんですか?」と疑問や不安に思われることもある。
そんな時は「誰かが道筋を決めなくても、あらゆる場面で障がい者が自分で考えて選択し、決定できるんですよ」ということを伝えているといいます。
「社会には障がい者の声や自立の方法がまだまだ広がっていない。だから枝葉が広がるように、 同じ感覚・同じ視点の仲間が増えるように広めていきたいですね」

FREE は、小・中学校での車いす体験にも出向いています。障がい者が車いすを降りたらどんなスタイルになるか、 どんなハンデを持っているのかを見てもらい、「みんなの理解があれば生活ができる」ということを伝えています。 子どもたちは初めは驚いていますが、それは今まで障がい者と接する機会が少なく知らなかっただけなのです。
子どもたちが、池田さんたち当事者の話を聞いて、深く理解してくれているなと伝わってくるものがあるそう…。

スタッフに関しても、障がい者とまったく接したことがないという人も歓迎したいと池田さんは言います。
「未経験のほうが障がい者について余計な先入観もなく、スッと理解できると思います。人が好きで、人と話したり出かけたりするのが好きならなおいいですね。 障がい者がなんでも自由に選択できる機会を増やしてくれる仲間がいてくれたら、私たちにとってこんなに心強いことはない。 仲間になってくれる人が来てくれるのを楽しみにしています」


介護は、ただ単なるお世話ではありません。社会で、障がい者が自分で選択できる機会を生み出していくのがヘルパーの仕事です。
あなたも障がい者の選択・自立を手助けする仕事に携わってみませんか?ぜひ、エントリーを。

ヘルパーご希望の方は、まずご相談ください。現在、資格取得中の方でもご相談させていただきます。お問い合わせフォームに、ご希望やご不安に思われていることなどご自由に書いてご応募ください。これから資格を取られる方もとりあえずご応募ください!


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